【公務員の退職金】勤続年数13年(約10年)で自己都合退職した時の退職金はいくら?

公務員
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 Ikkoです。

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 さて、今回の記事は「地方公務員の退職金(自己都合の場合)」がテーマです。

 僕は、13年地方公務員として勤めました。

 その場合の、退職金の計算方法や退職金明細書も公開していきます。

 ぜひ、チェックしてみてください♪ 

 

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自己都合退職金の計算方法

 退職金を算出するための計算方法は次のようになります。

 退職手当額=基本額+調整額

 

 【基本額】というのは、辞めた時の給料×以下の表の支給率で算出されます。

【自己都合退職の支給率】

  勤続年数    支給率  
1年0.5022
2年1.0044
3年1.5066
4年2.0088
5年2.511
6年3.0132
7年3.5154
8年4.0176
9年4.5198
10年5.022
11年7.43256
12年8.16912
13年8.90568
14年9.64224
15年10.3788
※国家公務員退職手当支給割合一覧(平成30年1月1日~)

 地方公務員もこれに従って計算されます。

 

 例:勤続年数が5年で基本給が20万円の場合

 200,000×2.511=502,200円

 の退職金が支給されます。

 

 【調整額】についても説明します。

 調整額=調整月額×60月分

 調整月額は在職期間中のその職員の区分(役職・級)によって変わります。

 調整額とはわかりやすくいうと、基本額にちょっとプラスされるボーナスです。

 参考までに僕の勤めていた役所での調整月額を載せておきます。

区分
調整月額65,00059,55054,15043,35032,50027,10021,7000
2・1
役職部長次長課長課長
補佐
副主幹係長主任主事

 調整額は支給されないケースがあります。

❶調整額が支給されない人
・勤続年数が9年以下の自己都合退職者
❷調整額が1/2支給される人
・勤続年数10年以上24年以下の自己都合退職者勤続4年以下の自己都合以外の退職者

 ❶、❷に該当する方は注意が必要です。

 



勤続年数13年(僕の場合)の計算方法は?【明細も公開しちゃいます!】

 僕の場合の計算方法について説明します。

退職事由:自己都合退職
年齢:32歳(退職時)
退職時の給料月額:261,100円
勤続年数:13年
職員の区分:主任 第7号(在職期間は12ヵ月)

 【基本額の算出】

  勤続年数    支給率  
13年8.90568

 基本額=261,100円×8.90568=2,325,273円

 

 【調整額の算出】

区分7
調整月額21,700
3
役職主任

 勤続年数は13年で自己都合退職なので、

 上に書いた❷調整額が1/2支給される人に該当します。

 主任(3級)という役職の在職期間は12ヵ月。

 調整額=21,700円×1/2×12=130,200円

 

 よって、

 退職金=2,325,273円+130,200円=2,455,473円

 となります。

 

 生々しいですが、僕の退職金の明細です。

退職手当計算書

 といった感じです。

 

 定年前特例加算というのは、「早期退職募集制度による退職」または「勧奨退職」に該当する退職の場合に、退職金に加算される制度です。

 僕は該当しなかったのでこの記事では詳しく説明しません。

 詳しく説明してほしいという要望があれば、別の記事で説明します。

 



まとめ

 今回の記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 転職しようか迷っている公務員の方にとっては、参考になったかと思います。

 みなさんが今回の記事で、人生をプラスに変えるきっかけになれば幸いです。

 

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