Ikkoです。
最初に自己紹介をさせてください。
なりたい人:雲のジュウザ 大事にしていること:フォロワーさんは見捨てない 仕事(公務員)で適応障害になる⇓ 見栄とプライドを捨て自分の最低限の生活レベルを追求する⇓ ピアノさえ弾ければ僕の人生は満足と知る⇓ 世界を知りたいと思う⇓ 退職⇓ 現在は世界中のピアノがある宿を探し、もっと生活レベルを下げつつも満足できる場所を探している
こういった人間です。
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さて、今回の記事は「地方公務員の退職金(自己都合の場合)」がテーマです。
僕は、13年地方公務員として勤めました。
その場合の、退職金の計算方法や退職金明細書も公開していきます。
ぜひ、チェックしてみてください♪
自己都合退職金の計算方法
退職金を算出するための計算方法は次のようになります。
退職手当額=基本額+調整額
【基本額】というのは、辞めた時の給料×以下の表の支給率で算出されます。
【自己都合退職の支給率】
勤続年数 | 支給率 |
---|---|
1年 | 0.5022 |
2年 | 1.0044 |
3年 | 1.5066 |
4年 | 2.0088 |
5年 | 2.511 |
6年 | 3.0132 |
7年 | 3.5154 |
8年 | 4.0176 |
9年 | 4.5198 |
10年 | 5.022 |
11年 | 7.43256 |
12年 | 8.16912 |
13年 | 8.90568 |
14年 | 9.64224 |
15年 | 10.3788 |
地方公務員もこれに従って計算されます。
例:勤続年数が5年で基本給が20万円の場合
200,000×2.511=502,200円
の退職金が支給されます。
【調整額】についても説明します。
調整額=調整月額×60月分
調整月額は在職期間中のその職員の区分(役職・級)によって変わります。
調整額とはわかりやすくいうと、基本額にちょっとプラスされるボーナスです。
参考までに僕の勤めていた役所での調整月額を載せておきます。
区分 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
調整月額 | 65,000 | 59,550 | 54,150 | 43,350 | 32,500 | 27,100 | 21,700 | 0 |
級 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2・1 |
役職 | 部長 | 次長 | 課長 | 課長 補佐 | 副主幹 | 係長 | 主任 | 主事 |
調整額は支給されないケースがあります。
❶調整額が支給されない人 ・勤続年数が9年以下の自己都合退職者 ❷調整額が1/2支給される人 ・勤続年数10年以上24年以下の自己都合退職者 ・勤続4年以下の自己都合以外の退職者
❶、❷に該当する方は注意が必要です。
勤続年数13年(僕の場合)の計算方法は?【明細も公開しちゃいます!】
僕の場合の計算方法について説明します。
退職事由:自己都合退職 年齢:32歳(退職時) 退職時の給料月額:261,100円 勤続年数:13年 職員の区分:主任 第7号(在職期間は12ヵ月)
【基本額の算出】
勤続年数 | 支給率 |
---|---|
13年 | 8.90568 |
基本額=261,100円×8.90568=2,325,273円
【調整額の算出】
区分 | 7 |
---|---|
調整月額 | 21,700 |
級 | 3 |
役職 | 主任 |
勤続年数は13年で自己都合退職なので、
上に書いた❷調整額が1/2支給される人に該当します。
主任(3級)という役職の在職期間は12ヵ月。
調整額=21,700円×1/2×12=130,200円
よって、
退職金=2,325,273円+130,200円=2,455,473円
となります。
生々しいですが、僕の退職金の明細です。
といった感じです。
定年前特例加算というのは、「早期退職募集制度による退職」または「勧奨退職」に該当する退職の場合に、退職金に加算される制度です。
僕は該当しなかったのでこの記事では詳しく説明しません。
詳しく説明してほしいという要望があれば、別の記事で説明します。
まとめ
今回の記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
転職しようか迷っている公務員の方にとっては、参考になったかと思います。
みなさんが今回の記事で、人生をプラスに変えるきっかけになれば幸いです。
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